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斜めうしろからの視点〜ヘアデザイン

正面からだけがヘアデザインではない

360度どの角度から見てもその人らしい ヘアデザインを常に考えています。

普段の生活の中では、他人に真正面から顔を見られる事はそれ程多くなく、真正面から少しズレた斜めや、横、後ろなどの角度から見られる事の方が意外と多いと思います。

基本的に日本人の頭の骨格は後頭部の張り出しが小さく、横から見たときや後ろから見たときに頭の丸みが出にくいです。

しかし、後頭部の丸みはショートの場合は特に出したい部分で、お客様からのニーズも多いです。

先日ご来店くださったお客様も、平均的な日本人の骨格。

 

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カット前の髪が濡れている状態です。

 

ショートから伸ばしかけの状態で、髪はストレートでサラサラしていて収まりが良いのですが、逆に骨格の悪い部分が出過ぎて、丸みを感じられないスタイルになっていました。

また、丸みが出せてない分、襟足のハネが強くなっています。

 

出すところと抑えるところのメリハリが重要

 

今回は気分転換でのスタイルチェンジだったので、頭の形をが綺麗に見えるデザインを提案しました。

日本人の平均的な骨格に対して、通常にカットするだけでは、後頭部の丸みが出てきません。

『どこを削り、どこを残すか』

それがポイントになります。

今回のデザインは、襟足がハネているので変にボリュームが出てしまい、後頭部の丸みは見えにくくなっていたので、襟足は短く、そして後頭部の丸みを計算してレイヤー(段)を入れすぎず、必要な長さを残しながら、程よい丸みが出せるグラデーションでカット。

今回のお客さんの骨格&髪質に対して、通常のショートカットにしてしまうと、ペタンとした柔らかさの感じないショートスタイルになってしまい、表面の長さも短くなることで丸みが出にくくなってしまいます。

最終的に仕上がったスタイルがコチラ。

 

 

襟足がすっきりして、収まりがよくコンパクトに。

ブラシやアイロンは使わずに、ドライヤーだけで仕上げました。

その収まった襟足に、丸みを感じられる長さの設定で作ったグラデーションが綺麗になじみ、後頭部の形も良くなっています。

襟足の長さを変に残してしまうと、縦長のシルエットが強調されるので、丸みのイメージが出にくくなります。(髪質やクセにもよります)

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骨格と髪質は人それぞれ

見比べると違いが分かります。

実はこのデザイン、サイドは2ブロックになっています。

サイドのシルエットがもともとペタンとなりやすいお客様だったので、今回は新しい提案をしました。

刈り上げをする2ブロックではなく、形を補正する2ブロックになっているので、今後のヘアデザインにも影響はありません。

同じヘアデザインを作る時でも、人によってプロセスは違います。

頭の骨格や髪質を見極めてデザイン&施術をしていきます。

 

マンツーマンだからできる「ceaseven」らしいサービスの1つ。 

 

ショートスタイルは特にカットの善し悪しが出やすいスタイルです。

ショートにするなら是非ceaseven合渡にお任せ下さい!

プロフィール

合渡 慎介
美容という仕事を通して、人との繋がりを大切にしています。
性別年齢関係なく、その人が輝けるスタイル作りに心がけています。
日本人の骨格や髪質を見極め、手入れのしやすいスタイルが得意です。