三軒茶屋CCCCCCC
KIHOです〜。
最近のお気に入りは屋上で
本を読んだりコーヒーを飲んだり
することです〜〜♡
昨日来て下さったお客様が
デジタルパーマをかけるということで
カウンセリングをしているときのこと。
デジタルパーマの薬剤が
ふたつあって~という説明をした際に
ざっくり弱めで優しい薬剤か
少し強めだけどしっかりかかる薬剤
どっちにしようかなぁ……と
お話したところ
『不可逆って
ことですよね?
じゃあ、弱い方で。
仮に弱くて満足できなかったら
あとから強くはできそうだから。』
って言われて
そう!!!
となった。
不
可
逆。
良い言葉すぎる。
気に入りました。
そう考えたら
美容室で行う施術の
ほとんどが
不可逆だ。
当たり前だけど
切ったら髪の毛は切れたまま
くっつかないし
髪は染めたらバージン毛には
戻せないし
パーマもかけたら落とすことはできても
落とした状態は元の状態ではない。
そして
不可逆の極みが
縮毛矯正

ブリーチ

デジタルパーマ

な気がする。
わたしの得意なみっつである。
かけた部分は切らない限りは
半永久的にそのままの状態でキープされる。
髪になにか刻まれる感がダントツで深い。
そこには大きな責任が伴うとおもう。
パーマは特になんだけど
弱い薬から試すのが吉なわけ。
強くはあとからでもできる。
それに尽きる。
傷ませてしまったら終わりなんだ。
傷んだ髪をどうにかしようというのは限界がある。
トリートメントやビビり直しも最大級の誤魔化しをするだけの話だ。
ダメージしてしまったものを
どうにかしようとする……
みたいなのは最近特に多そうだけど
お客様も美容師も、
傷ませたものをどうにかしようとせずに
傷ませないことに注力してみてほしい。
わたしはずっとそうしている。
かといってなにもしないことが
正解でもナチュラルでもないだろうし、
美容師としてそこを
正解ともしたくないなという気持ちもある。
私がやっている
プラチナストレートや
プラチナデジタルパーマは
とてもとても髪に優しい縮毛矯正と
デジタルパーマである。
私自身、人としての責任感は
人一倍あるほうだとおもうけど、
なぜか技術はふわっとしていたい。
深いダメージをお客様の髪におわせてしまった日にはとても落ち込んでしまうとおもう。
パーマはもともとの髪の状態もとても大事だから、
というかなによりそこが1番大事だから
まずはなにをするにも
髪の毛の土台を作りましょうねってことが言いたい。
土台は大事。
たとえば、黒染めしたあとにブリーチしたかったら
黒染めの部分はなくしたほうが綺麗に染まるし
長い髪の毛が大切だとしても、
毛先がダメージをおっていたら
パーマをかけるなら毛先のダメージ部分は迷わず切った方がいいし
縮毛矯正を綺麗にかけたかったら
日々のアイロンは温度は低めにするか、
できることなら使わない方がいい。
熱ダメージのない髪にほど縮毛矯正もパーマも綺麗にかかりやすい。
これらを全部わかった上で、やりたいようにやればよし。
きっと髪のことを理解できれば、無理難題は求められなくなる。
その代わりに、自分が選んだ方を存分に楽しめるとおもう。
次はなにをしようか、何がしたいか、簡単に決まるとおもう。
ダメージをおう覚悟がある人だけが
ブリーチとかしたらいいよって思ってる節もあって
わたしも自分がホワイトブリーチをしている時は
ダメージごと受け入れて必要以上足掻かないようにしている。
(もちろん最低限のトリートメントなどはする)
ただ、次に何の施術をしたら
髪が再起不能になってしまうかも
わかっているから次までちゃんと計画して、
ある一定の我慢の期間だけ我慢して、潔くすべて切ってしまったりする。
ブリーチリタッチを定期的に
続けるには私の髪は細すぎるのだ。
これは自分のもともと持っている特性として
受け入れていくべきだなと思っていて、
天然パーマと共に受け入れている。
制限の中でも最適解はあるし、
納得のいくラインもいくらでもあるとおもう。
コンプレックスがあったからこそ、自分で自分の髪を切り始めた。
変化が欲しかったし、
自分でもうちょいどうにかできそうなんじゃないかと
本気で思いながら水で前髪を抑え続けていた気がする(それじゃどうにもならない)
なにをどうすべきかの選択肢が
プロのわたしたちにはたくさんある。
いまはSNSを見れば自分に合いそうなものも簡単にわかりそうなものだけど
きっとそんなことはない。
わたしも全ては知り尽くせないほど薬剤も、施術者もありすぎるほどにある。
わたしもさっきAIにブログのネタどんなんがいいかなぁと問いつつ、
面白い答えはもちろん返ってこないから結局は自分で好き勝手書いている。
そっちのほうが性に合う。
不可逆って言葉ひとつでここまで
いろんな言葉が出てくるのは自分でもびっくりだ。
なにをしたらどうなるか、
わたしたち美容師はプロとしてだいたい見えている。(はずだ)
わたしはなるべくその世界を、
自分が見えるものやわかるものをお客様と共有しようと思って美容師をしている。
自分の髪を理解できれば悩みも必然的に減るし、
わかった上で選んだものには納得感が伴うからうまく付き合っていけるとおもう。
そこをお手伝いするのがわたしの仕事で
なるべくお客様の理想のカタチを
実際にリアルに再現するのがわたしの仕事だ。
そのどちらもできるように今後もしていきたい。
理想をカタチにするにはお客様の協力も欠かせない。
一緒に髪の毛を創って、大事にしていけたら嬉しいので
ぜひ1度お任せいただけませんか?♡
KIHO
プロフィール
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