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コロナ禍で増えているホームカラー、セルフカラーに警鐘を鳴らしますBLOG

〜それでも、セルフカラーしたいですか?〜



三軒茶屋CCCCCCC美容師
ヘアケアマイスターという
資格を持っています、KIHOです。  

今日はホームカラー(セルフカラー)
危険性について
BLOGを書いてみます。

 

「髪に良くないのはわかっていて、それでもやりたい」
方はこのBLOGは読まずに閉じましょう。

「ホームカラーって結局何がいけないのか、
よくわからないけどやってみようかな?」
迷っている方はご一読ください〜〜。
 

 

〜美容師側が奨めちゃってる現状が良くない〜
 

 

いくらコロナ禍で美容室に行きたくても行けない状況 だとしても…
私はホームカラーには警鐘を鳴らします。  

お客様ご自身がやりたくて、やるのは自由なのですが
美容師側から奨めちゃダメでしょう。って感じです。

 

 

需要があるのはわかっているのですが、
お客様がトリートメント以外の
薬剤をご自宅で扱うのって単純に私は心配です。  

 

ヘアケアマイスターの講習を受けた時に、
「お客様が買って使ってしまうのは、仕方ない。
でも、美容師さんはせめて、警鐘鳴らしてくださいね!」
って言われたことが忘れられない今日この頃です。
謎の使命感です。  

 

他にも警鐘を鳴らす理由がありますので
他のHPには載っていないことを中心に載せていきます。

 

不安を煽りたいわけではないのですが、
こういうものですよっていうのは知っておかないと
事故に繋がってしまうので…
(この話も後ろの方で書きます)  

 

 

〜薬剤のパワーだけでMAXサロンカラーの20倍のダメージ〜

 

これはサロンのある商材と
市販のある商材を比べての値なので
ちょっと大袈裟かなって気もしますが
物によっては、あながち
間違ってもいないと思います。  
市販のカラー剤でも種類がたくさんありますよね。 

まず、クリームタイプと泡タイプだったら
それだけで 薬剤のパワーが違うんです。

薬剤を泡にしている時点で、
それだけでパワーは上がります。

ダメージはクリーム<泡となります。

(どうしてもホームカラーをしたい、
ってお客様にはクリームタイプにして頂いています。)  

そしてカラーリングというのは
ちょっと言い方を
意地悪な言い方に変えると、

「髪をちょっとずつ溶かして染めている」のですが

(ブリーチしたりすると髪が細くなるのって目に見えてわかります)



(雑な例えですが、わかりやすく言うと
カラー剤の成分をめちゃくちゃ強くすると
パ●プユニッシュの ようなお風呂の排水溝の
髪の毛溶かすやつになります)

薬剤が強くなるとカラーリングが原因で
髪が細くなったりしてしまいます。

髪が細くて弱い方は切れ毛の原因になります。

薬剤だけでこれだけ違うというわけです。  

 

 

〜薬剤のパワーを美容師は調節しながら塗り方も繊細に塗っている〜

 

カラーリングは簡単にいうとTATOOのようなものです。

一度髪を傷つけてしまうと、元には戻せません。

色味だけで言えば、ムラになってしまった髪の色を
あとから調整することは可能ですが
(これもやるとしたらかなり大変な作業です)

どちらかというとダメージのムラの方が怖いです。

もともと髪の太さが前と後ろでは違うので
前髪とか、トップの毛は細く、ダメージしやすいです。

白髪染めをされる方は
顔周りと分け目だけ、
前の見えるところだけ、
染める方がとても多いのですが
のちにパーマや他の施術をする時に、
その部分だけ かからなかったり、
傷んでしまったりすることがよくあります。

これがダメージのムラです。

時間が経って髪の毛が勝手に良くなる、
落ち着く、 ということはありません。

時間が経って大丈夫なのは、
そのダメージ部分を 切ってしまった場合だけです。

サロンカラーでは、
そのようなダメージのムラ、
色味のムラが出ないように薬剤を何種類も使って
調整しながらカラーリングをさせて頂いています。

 

 

 

〜ここからは実際あったホームカラーの事故話〜

 

私が美容師をしていて、 リアルなお客様から
10年間で2回も聞いた話です。 

「ホームカラーで 薬剤を塗ったまま 朝まで寝てしまった」
(カラー剤を7時間塗りっぱなしにしてしまった)  

これ、本当にあった怖い話です。

お客様はどちらも、笑って話されていたので
特にヤバイ!みたいな感覚がないように見えました。

一番怖かったのはそこです。

全然危ないと思ってないというところです。

カラー剤はある一定の時間を過ぎると
色味的にも薬剤自体の効力もある程度止まるし
落ちるのですが、ダメージは進み続けるんです。  

片一方のお客様は、
ハゲた気がするとおっしゃっていましたし、
実際薄くなってしまって いました。

治るまでに1年以上かかったと思います。

もう一方のお客様は、
傷まないはずのプラチナストレートで
めちゃくちゃ傷んだので、
何か変わったことはなかったか伺ったところ、
その話が出てきた感じでした。

もし、通常のアルカリ系の縮毛矯正をしていたら、
根元から全部の毛が切れていたと思います。  

そんなことは絶対しないわ、
と思っているあなたにも
起こるかもしれないことです。

これはかなり稀有なケースすぎますが
カラーリングに対してだけ、なぜか
誰でも簡単にできるイメージが
先行してしまっていることが怖いです。

縮毛矯正を自分でする方や
パーマを自分でかける方は
少ないのに…

たかが、塗るだけ。
されど塗るだけ。  
塗るにも技術が必要で
何をどう塗るかが 技術ですので…
できる限りサロンカラーをオススメ致します。

コロナ禍で
どーーーーーしても
カラーしたい方も

セルフカラーするくらいなら
プリンで過ごすことをオススメ致します。

女性はオシャレすることが
絶対大事なのは わかっていますが
薬剤を安易に扱うと危険ですし、
後々困るかもしれないですよ〜って思っています。  

 

私も根元めっちゃプリンで、

半年髪を切っていないので

上の写真くらい髪が伸びてしまいました…

(私は伸ばしたかったのでちょうどよいのですが)

髪を切りたい方、 染めたい方、

CCCCCCCへお越しくださいね

 

 

なんか意地悪な記事になっちゃったかも
しれないですが、どなたかのご参考になれば…

 

 

ちなみに余談ですが
私も美容師になる前、
高校生の時に市販のカラー剤で
セルフカラーをしたことがあります。  

 

まず一番最初はナチュラルブラウンのはずが
目の覚めるようなオレンジに染まり…

 

それでも懲りずに、
当時一番最初に発売されたであろう泡カラーで黒染め。

 

泡が背中に全部垂れて背中が真っ黒に染まりました。
それで完全に懲りました。  

 

という青臭い話で今日はお別れです!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました〜〜

では、また〜〜〜♥!

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